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概要

夢ぷらざ vol60

8国内で流通するキクラゲのうち国産は5%以下。そんな貴重なキクラゲを専門に栽培しているきのこ園が呉市倉橋町にあります。代表の藤井さんが建築業を営むかたわら、キクラゲの栽培を始めたのは今から8年前のこと。建築業界全体が低迷する中、何か新しいビジネスに取り組まなければと農業への道を模索しました。この辺りはもともと「お宝とまと」というブランドトマトの産地でしたが、「人がやってないことをやろう!」と意気込んだ藤井さんは、県内でも珍しいキクラゲの栽培にチャレンジすることに。熊本県で栽培方法を学んだ後、「is(アイエス)きのこ園」を開業。現在は2棟のハウスで年間4tを市場などに出荷するほか、県内の学校給食にも食材を提供しています。キクラゲは、菌と栄養が入ったボックス型の菌床を、専用のハウスひろしま夢ぷらざで買えるおいしいモノの中に並べて栽培します。菌床に入れた切れ目からキクラゲが生えてくる仕組みで、10㎝ぐらいの大きさになるのをめどに約1カ月で収穫。1つの菌床から4?5回繰り返し収穫することができます。生育過程で最も重要になってくるのが温度と湿度。季節に関係なくハウス内を気温23度、湿度80?90%に保たなければ上質なキクラゲが育ちません。湿度は24時間霧を吹くことで安定させ、温度は季節に合わせて調整。夏は屋根の上にスプリンクラーで水を撒き、冬は薪を焚いて温めます。虫が卵を産み付けないように、虫はその都度ハンディークリーナーで駆除するなど、徹底した管理のもとで元気に育ったキクラゲは、肉厚で国産キクラゲの醍醐味ともいえるぷりっぷりの食感を堪能できます。収穫したキクラゲは、手作業で一枚一枚丁寧に洗浄した後、そのままどんな料理にも使える名脇役キクラゲ呉市5