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概要

夢ぷらざ vol59

移住ではじめる里山ぐらし・瀬戸内ぐらし主人は神石高原町にある農業法人で希少な在来種のこんにゃく芋を栽培していますが、農家さんの高齢化や担い手不足で作り手がどんどん減っています。「このままでは在来種のこんにゃく芋がなくなってしまうかもしれないね」と夫婦で話し合い、神石高原町でこんにゃくの専門店を持ちたいと思いました。というのも、神石高原町は産地でありながら、こんにゃくの製造直売所がなかったんです。お店を持てば直接その魅力を伝えることができる、そしてこんにゃく芋を守る一役を担いたい!と思ったのがきっかけです。子どもが生まれたばかりだったので、保育料など子育てに関するサポートが手厚かったことも後押しになりました。神石高原町で栽培された在来種のこんにゃく芋を使ったこんにゃくを製造・販売しています。在来種ならではの風味・食感を活かすために製造方法にもこだわっています。ゆっくりと中まで火が通るように、温度の異なる3つの鍋を用意。順番にくぐらせることでわらびもちのようなつるんとした柔らかな食感に仕上がります。凝固剤も一般的に使用されるカルシウムではなく、炭酸ナトリウムを使用し、こんにゃく独特の臭みもありません。刺身こんにゃくで味わってもらえたら、その食感と美味しさが実感できます。アレンジも自由自在。刻んでたこ焼きやハンバーグに入れたり、もちろん定番の煮物にしたり。手作りなので中に気泡が6移移住しようと思ったきっかけを教えてくださいお店ではどんなものを製造・販売していますか?まちの特産品、在来種のこんにゃく芋を守りたいAIQON STORE店主門田茜さん三重県神石高原町4