ブックタイトル夢ぷらざ vol58

概要

夢ぷらざ vol58

3祖父の代から続く「中原建設(株)」の長男として生まれ、建築の世界を長く見てきた中原佑介さん。近畿大学工学部で建築を学び、とくに環境系の講義に興味を惹かれたといいます。「エアコンを使わず建築技術だけでどれだけ部屋を涼しく保てるかとか。今後より注目される分野だと感じました」。卒業後は都会で働いてみたいと大阪のゼネコンに就職。現場監督や不動産広告などを手がけましたが、地元に根付いた仕事がしたいという思いもあり2014年に帰郷。戻ってからは、同級生とよく一緒に集まっていたそうです。そんな中で呉を盛り上げたいと思い、仲間と共にモノづくりグループを結成することに。お寺の建設現場で廃材となった木からつくるコースター、船舶会社で使用された海図の財布など、エコでおしゃれな雑貨作りを始めました。「地域とリサイクル、自分の中で軸にしたかったことがカタチになるのは楽しかったですね」。竹の魔法でミライを創る“竹チップ西日本豪雨で気付いた放置竹林問題を解決したい!建築の世界で知った環境分野地域とエコを軸に活動を開始呉市